定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

無題

夏合宿

うだるような暑さとは別世界の涼しさだった。 盛夏の8月6・7日、九州の久住高原で「チームY」の合宿をした時のことだ。 監督のY先生以下8名(男女各4名)。中心のN(旧姓)さんも福岡から参加。 青い空と広大な緑、ロッジを一軒借りた宿泊、高原コー…

南の島からの贈り物

予期せざる嬉しい贈り物だった。南の島から届いた絵はがきとお酒が梅雨のうっとうしい気分を吹き飛ばしてくれた。 送り主は学生時代からの親友。この7月末にサラリーマンを卒業するので、「卒業旅行」として石垣島などをお孫さん達と回っているという。 「…

就活最前線

アジサイの季節に入り、大学の就職支援室は千客万来だ。 まだ内定がとれていない学生、なんとか内定はとったものの意中の企業ではないため「納得できるまで」就活を続けている者、そして新たに就活をスタートした3年生などだ。 そんななか「嬉しい」出来事…

梅の実

6月11日は、暦のうえでは入梅。 梅の実が熟する時期に由来するという。 我が家の木にも梅の実が鈴なり。初夏の日差しに輝く実は、まるで「青い宝石」のようだ。 自然の生命力を味わいながら収穫。これも自由に生きているおかげか? 懐かしい青梅の香りや…

おひさしぶりです!

気がつくと季節は初夏。長らくブログから遠ざかっていた。マラソン練習・テニス・大学での仕事・野菜づくり、田植え前の地域の共同作業・・・結構忙しい日が続いたからだ。 4月下旬、母の米寿の祝いをようやく祝うことができた。母の妹は涙を流し再会を喜ん…

花見

4月5日、日曜日。桜が満開で暖かな晴天。最高の花見日和だった。 幼なじみの集まり「健歩会」の花見に参加した。宴の前に全員で周辺をウオーキング。 参加者12名。今年も恩師に参加してもらう。ちょっとした同窓会だ。 同窓会の開催、地域内でのいろんな…

早や1年が過ぎたセカンドライフ

明日から4月。わがセカンドライフも2年目に入る。介護など大変なことも多いが、「一日一生」をモットーに過ごすつもりだ。 この1年間を振り返った。 ■当初の計画 ほぼ順調で、新たなライフスタイルも定着した ■生活スタイル 早寝・早起き・腹八分 ■4刀流…

春の一日

久しぶりに、走った。走れる「幸せ」も体感した。 チームYの練習日は週2回。ここ2週間その日がすべて雨にたたられていたからだ。 3月28日(日)10時過ぎから、ホームグランドの一つクロスカントリーコースを一人でランニング。周囲の風景を眺めなが…

春のおとずれ

「暑さ寒さも彼岸まで」というが、寒暖の激しい日が続く。そんななか、桜は開花しウグイスも上手に鳴くようになった。 ■3/7(日)曇り 幼なじみでつくる「健歩会」に参加。総勢5人。山のハイキングコースを2時間30分歩いた。 山頂から見る故郷の風景…

就活最前線

来春卒業予定の大学3年生の就活が佳境を迎え、大学の就職支援室は訪れる学生で連日にぎわっている。2月はここでの仕事が忙しく、あっという間に過ぎてしまった。 多くの学生が苦労しているのが、希望企業へ提出する「エントリーシート」を書くことだ。自己…

サザン・セト大島ロードレース大会

「次の目標はどこの大会?」「合宿のようで楽しかったー」「オーバーペースで苦しかった!」「この打ち上げはいつにする?」・・・。 2月7日(日)、周防大島町主催「サザン・セト大島ロードレース大会」から帰りの車中はすこぶるにぎやかだった。チームY…

切ないほどに懐かしい

生まれ育った故郷の自然が「宝物」のように思えてきた。芥川賞作家・高樹のぶ子さんの自伝的小説をアニメ化した映画「マイマイ新子と千年の魔法」を観た感想である。 地元を舞台にした映画というふれこみに誘われ、妻と観賞に出かけた。 舞台は、昭和30年…

俺たちの生き方

1月10日、地元に住む幼なじみ12名が集まった。ウォーキングを通じて定期的に顔を会わせよう、と2年前から始めた「健歩会」だ。 世話人はN氏。きっかけは同級生の急逝。田舎の小さな小・中学校の同級生なので、○○チャンと言い合える仲間だ。大半が現役…

嬉しい出来事

明け後、ささやかだが嬉しい出来事が続く。 <2日> 幼なじみのU氏が来訪。久しぶりに帰省したという。彼は東京の世田谷で居酒屋を経営。芸能人などの顧客が多く、専門誌などマスコミでもよく紹介されている。今も包丁を握る現役のバリバリだ。自分も老け…

元旦ラン

新年は元旦ランでスタートした。初詣をランニングで行ったのだ。 参加者は、チームYのメンバー9名。午前10時から、忌宮神社→乃木神社→赤間神宮にそれぞれ参拝。どこも参拝客であふれていたが、ここでも不況が影を落とす。すべての神社でおみくじを引き、…

チェンジは順調なり

わが家の蝋梅が黄色い花をつけ、いい香りが漂い始めた。 3月からスタートしたセカンドライフは10ヶ月が過ぎ、今年も余すところ1日。振り返ると、40年間染み付いた仕事中心の生活は、自由な時間を楽しむ毎日へ順調にチェンジしつつある。 定年後は、趣…

畑仕事でみつけた二つの感動

初冬の畑仕事で二つの感動を味わった。 一つは、トマトの生命力だ。イチゴの苗をトマトの後に移植するため、トマトを引き抜こうとしたが、はたと思いとどまった。寒さにめげず、青い実をたくさんつけていたからだ。 地面に散乱する半分熟れた実が、トマトの…

駅伝の季節

日曜日の昼前、冬枯れのクロスカントリーコースをゆっくり1時間走った。足の故障に悩まされただけに、「普通に走れる」ことが本当に嬉しい。 中学生チームが、このコースで19日(土曜)行われる「全国中学校駅伝大会」に備えた練習を繰り返していた。驚い…

返り花

我が家の梅の木にひっそりと咲く、白い花を見つけた。 小春日和を春の陽気と勘違いして咲いた、「返り花」だ。 じっと見つめていると、木の涙のように思えてきた。夏場に思い切って短く剪定をしたからだ。

はじめてなのに、なつかしい

秋も深まった日曜日、偶然出くわした光景が忘れられない。 会社のOB会に行く途中、新山口駅で山口線に乗り換える時だった。多くの人がばたばたと走って行く。その先には、出発前の「SLやまぐち号」の雄姿と、それをバックに記念写真を撮る多くの乗客の姿が…

下関海響マラソン2009

11月8日(日)の下関海響マラソン。なんとか完走したものの、惨敗だった。チームYの仲間と笑顔でゴールしたかったのだが・・・。 25キロ過ぎから左足が痛み始め、右足もけいれんし、ひたすら歩いてゴールを目指すはめに。足の故障から1ヶ月の調整で臨…

就活最前線

秋の深まりとともに、大学の就職支援室を訪れる学生の顔ぶれも変ってきた。2011年春に大学を卒業する学生達の就活が始まったからだ。 トップバッターは、テレビ朝日、日本テレビなどキー局の女子アナ志望だ。彼女達は異口同音に力を込めて言う。「絶対に…

つのしま夕やけマラソン

10月17日(土)、我がチームYのメンバーは「つのしま夕やけマラソン」に参加。全員が目標タイムを上回る記録で完走。仲間のNさんと監督のY氏は、大会ゲストという大役も果たした。 「夕やけマラソン」と銘打つだけあり、スタートは15時20分。5キ…

足首よ、フルマラソンに耐えてくれ

犬との散歩中、日の出に向かい思わず手を合わせた。「早く足の故障(アキレス腱周囲の炎症)が完治しますように!」と。その日からほぼ1ヶ月ぶりに、本格的なランニングを再開する予定だったからだ。 9月上旬、チームYの練習で左足首が悲鳴をあげた。オー…

太陽の恵み

久しぶりに雨が降ったので、妻と秋野菜の種を播いた。 かぼちゃ・キュウリ・ゴーヤ・メロンなどは全て取り去ったが、一つ残した物がある。 トマトだ。 シーズンは過ぎたが、今も元気に赤い実をつけている。「トマトは秋の方が美味い」と農家の友人が言ってい…

休む勇気も必要です

9月13日(日) 本当に残念だ。年甲斐もなく頑張りすぎたことが悔やまれてならない。 楽しみにしていたクロスカントリー大会への参加を断念せざるをえなかったからだ。当日は秋の気配も感じられる絶好のランニング日和だったのだが・・・。 1週間前の練習…

マラソンコースを仲間と試走

晩夏の日曜日、チームYのメンバー5名で「つのしま夕やけマラソン」(10月17日、下関市豊北町)のコース下見と試走に出かけた。角島大橋を渡り島内を走るコースは、長い起伏の連続だったが、美しい風景と心地良い潮風が疲れを癒してくれた。 角島大橋を…

早朝ラン+神社参拝

朝五時。今朝もランニングからスタートした。ポケットには五円玉。残暑は厳しいが、ゆっくり走っていると秋の気配をそこかしこに感じるようになった。夜明けの時間、肌に感じる風、虫の音・・・。 習慣になっていることが二つある。 一つは挨拶。すれ違う人…

ぎんやんま

「良かった!」と妻が声をあげた。車のボンネットの中に迷い込んだ「ぎんやんま」を見つけ、逃がしてやった時だ。 「トンボがいる」と妻が言ってきた。なんと、車のバンパーの内側あたりで「ガシャ、ガシャ」と音がする。外に出ようともがいていたのだ。「こ…

HACHI 約束の犬

妻と観賞した「HACHI」のラストシーンが頭から離れない。 ハチが主人との楽しかった日々を回想しながら、静かに永遠の眠りにつく場面だ。雪・新緑・枯葉など歳月の経過をバックに、主人の帰りを待ちわびる年取ったハチの姿に感動したからだ。 自然に涙…