定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年はわが人生の転機だった

2020年は、3月末に10年間勤めた第二の職場を退職、5月末には16年間連れ添った愛犬を看取り夫婦で涙した。 社会との「接点」と良き「相棒」を失った身に、コロナ禍での外出自粛が追い打ちをかけ,言いようのない「喪失感」に襲われた。 救われたのは…

老いて初めてわかること

老いた母が「あんたも私の年になったらわかるいネー」とよく言っていた。 70歳を過ぎてから年々体力、気力の衰えを自覚するようになり、この言葉を思い出す。 人の名前が思い出せない。 目がすぐに疲れ、小さい活字を見るのが嫌になる。 少しの段差でも転…

晩秋の一日

今日(10月19日)は秋晴れだった。 家に隣接する約100坪の畑で妻と農作業をした。コスモスが畑のあちこちに咲いており、心が和んだ。夏野菜が終わり、数週間前に種を撒いた大根、白菜などの冬野菜がかなり育っていた。ゴーヤ、カボチャ、トマトは「ま…

母の命日

9月30日は母の命日だった。 5年前(2015年)の今日、15時53分、門司の結核病棟で亡くなった。 その日は奇しくも今日と同じ水曜日。小雨だった。 認知症で特養に入居していたが、発熱が続き隣接の老人病院に移ったのが、9月12日。その夜は妹が…

ラジオ体操で一日をスタート

私の大切なルーティンの一つにラジオ体操がある。 毎朝6時30分、携帯ラジオの音楽に合わせた体操で一日をスタートする。40年間勤めた職場を退職した11年前、愛犬の散歩も兼ねて始めた。 場所は近所の小高い森の公園。頂上からは街並みや海が一望でき…

人生の最終章をどう生きようか?

コロナ禍のさなか、天職と思っていた仕事を2020年3月末に定年退職。その2か月後、最高の相棒だった愛犬が15年11カ月の生涯を終えた。 仕事と相棒を一挙に失い、喪失感で一杯だ。あと半年で後期高齢者。セカンドライフが終わり、「人生の最終章」を…

愛犬ランちゃん永眠

愛犬ランが妻に看取られ、15歳11カ月の生涯を終えた。 2020年5月31日(日)、深夜12時55分 山口市内の実家に連れて帰った日のことだった。 「ランちゃんが死んだ!」妻の鳴き声で飛び起きた。リビングの毛布の上に横たわる体はまだ温かかったが…

愛犬の命の灯が消えかかっている

夫婦で懸命に愛犬を介護をしてきたが、 数日前からドックフードを食べなくなり、妻が飲ませる牛乳と水をわずかに摂るだけになった。 昨年末から認知症のせいか、昼夜を問わず突然起きだし、声をあげながらくるくる回り始めた。1週間前からはその声も弱弱し…