定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

サザン・セト大島ロードレース大会

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「次の目標はどこの大会?」「合宿のようで楽しかったー」「オーバーペースで苦しかった!」「この打ち上げはいつにする?」・・・。

2月7日(日)、周防大島町主催「サザン・セト大島ロードレース大会」から帰りの車中はすこぶるにぎやかだった。チームYからは、ハーフマラソンに4名(男1、女3)、5キロに2名(男1、女1)が参加した。

総勢3,200名が走ったこの大会の制限時間は、5キロ30分、ハーフ2時間10分などかなり厳しい。

会話が弾んだ理由は二つある。
一つは、エントリーした6名全員が自己の目標を大幅にクリアーし完走したからだ。
私自身、ハーフマラソンは初の挑戦だったが、2時間を切ることができた。目標とする「力を抜いて楽しく」走ることができたのも収穫だった。K氏は大会デビューを上々の記録で果たした。
視覚障害女性アスリートとして有名なMさん(旧姓Nさん)は、3週間前に結婚。練習不足にもかかわらず、熱烈フアンの若手ランナーの伴走によりハーフマラソンを好記録でゴールしたのはさすがだった。会場では多くの人から声をかけられ、取材や写真に応じるなど、相変わらずの人気者だった。

二つ目は、会場近くの民宿に前泊したからだ。大会前夜の魚づくしの夕食、早朝6時のご飯と味噌汁の朝食、完走後のうどんや焼きカキの野外での昼食。みんなで囲んだ食事は本当に美味しかった。
男3人の畳部屋はなかなか寝つけず、「寝るのは早い者勝ち」と思い知らされた柔道部の合宿を思い出した。個室に慣れすぎたためだろうか?

瀬戸内海に浮かぶこの島は、みかん産地のほか作詞家星野哲郎さんの故郷としても広く知られる。コース沿いに点在する集落の沿道では素朴で温かい声援をもらった。そのほとんどがお年寄りという光景が、全国有数の高齢化を象徴しており、他の大会と大きく異なる点でもあった。

監督のYさんには車の運転や写真撮影・応援など大変お世話になった。みんなの好記録も寒い夜の練習に長時間つきあい指導をしてもらったおかげだ。

思えば、実に楽しく思い出に残る二日間だった。