定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

HACHI 約束の犬

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妻と観賞した「HACHI」のラストシーンが頭から離れない。
ハチが主人との楽しかった日々を回想しながら、静かに永遠の眠りにつく場面だ。雪・新緑・枯葉など歳月の経過をバックに、主人の帰りを待ちわびる年取ったハチの姿に感動したからだ。

自然に涙が出た。あのしぐさ、表情、尋常では喜びようなど、全てが我が家の愛犬のそれとダブった。平凡な愛犬との日々が、実に愛おしく貴重なものであることを再認識させられた。そして、出会いも運命的なものだと。

帰宅すると愛犬が、「散歩の行こう」と飛びついてきた。散歩ルートの公園では「つくつくほうし」の大合唱。2009年、晩夏の一日。

「ベッドリッジ駅、午後五時。駅にはいつも君が待っていた。」