角島大橋を走ることは、歩道がないため断念。島内のコース8キロをゆっくり走破。それも、視覚障害ランナーNさんの伴走者として走ったのだ。一本の朱色の紐を二人でつないだコンビは、さながら父と娘のように見えたのではなかろうか?
強い日差しに輝くエメナルドグリーンの海、水平線上の真っ青な空、大勢の観光客など、舞台装置も最高だった。
県内では広く知られるNさん。中年の夫婦から「一緒に写真をとってもらえませんか?」と声をかけられるハプニングも。Nさんのファンという。嬉しそうに写真におさまる光景を見ながら、われわれも幸せな気分を味わった。イカとさざえの定食も本当に美味しかったナー。
帰りの車中、「遠足みたいで楽しかったー」と一人が言った。来月の本番には、Nさんと監督のYさんがゲストとして招待され、我々もエントリーしている。どんなドラマがあるか楽しみである。