定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

無題

就職最前線

8月24日(月)晴れ 大学のキャンパスは夏休みの最中だが、就職相談には学生が次々に訪れる。 地元大学の就職アドバイザーとなり4ヶ月。勤務は毎週月曜。10時から17時まで、いつもフル稼働だ。 主要企業に続き公務員の採用試験がほぼ終了し、学生の就…

アッ、かぼちゃが柿の木に

「アッ、かぼちゃがあそこに!」と妻が大きな声をあげた。 指差す先にはかぼちゃが、まるで柿の木に実ったかのようにぶら下がっていた。 長らく続いた豪雨がようやく終わった直後、畑に入った時のことだ。 豪雨・長雨の夏野菜への影響は甚大だった。収穫直前…

チームY

我々「チームY」は、暑さにめげずマラソンの本格的練習に入った。そんななか、嬉しいニュースが飛び込んできた。 視覚障害女性ランナーとして広く知られるNさん。彼女が「つのしま夕やけマラソン」(山口県下関市豊北町)のゲストとして招待されたのだ。会…

高齢者を巡る明と暗

7月18日(土)夕食時、老齢の母が山口市の自宅で食べ物をのどに詰まらせ呼吸不全に陥ったが、幸運にも一命をとりとめた。救急車と病院の円滑な連携のお陰だ。28日には無事退院。救急隊員や医師・看護士の方々の冷静かつ迅速な対応に心から感謝している…

予定表を埋める楽しみ

連日の雨模様で、梅雨明けが待ち遠しい。 雨の合間にヒマワリの花を見つけた。「向日葵」と書くように、そこだけは真夏の太陽が降り注いでいるかのようだった。 定年後、季節の移ろいにこれまで以上に敏感になった気がする。一日が実に貴重に思える。 それだ…

太陽の色と香りの夏野菜を収穫

年を重ねたせいか、土いじりが実に楽しくなった。時折顔を出すミミズやカエルなども、いとおしく思える。幼なじみに出会ったような気持ちになるから不思議だ。雑草の生命力にも圧倒される。 梅雨の中休みに夏野菜を収穫。妻と育てた、キュウリ・トマト・ピー…

下関海響マラソン

11月8日に開催される「下関海響マラソン2009」への参加を申し込んだ。スローガンは、日本海と瀬戸内海の「二つの海を駆け抜ける」。定員7,000名、昨年より2,000名多い。 昨年からスタートした大会だが、関門海峡沿いのコースは市民ランナー…

カタツムリの脱走

今年も梅雨に入った。一日があっという間に過ぎる。まさに光陰矢の如し。 数日前にカタツムリを妻が見つけてきた。孫に見せる、と大切に飼っている。よく見ると角を出した姿はなかなか愛らしい。食欲も旺盛で野菜や紙を良く食べる。油断していると、ビックリ…

だから我々は走ります

全盲のピアニスト、辻井さんの朗報が飛び込んできたが、私の友人にも視覚障害にめげず輝いている若い女性ランナーがいる。彼女の周りには、監督・家族・伴走者・サポーター・追っかけなど、善意の人の輪が大きく広がる。明るく、ひたむきに、努力する姿が、…

大学の就職支援室

地元大学の就職支援室で毎週1回、就職アドバイザーとして働き始めて2ヶ月が過ぎた。ここには連日多くの学生が訪れて来る。 この時期、学生の就活は第二ラウンド入り。「考えが甘かった」と焦りをみせる者、複数の会社から内定を得て、今度は内定辞退で悩む…

定年退職後の生きがい探し

定年後、新しい生活に適応できず悩んでいる人は多い。その悩みも深刻だ。 先日、NHKテレビ「定年後急増するアルコール依存症」を見た感想である。 定年後ポッカリ空いた空白の時間。これを埋める生きがい探しは意外と難しい。番組では、囲碁や絵画も長続…

平日の昼下がり

平日の昼下がりの公園は、時間がゆったりと静かに流れている。定年後に発見した「幸せ」の一つだ。 今日も近くの公園を、爽やかな風に吹かれながら愛犬と散歩をした。公園は人影は見えず、別世界のように静まりかえっていた。 のどかな風景とは裏腹に、走行…

青い鳥

走れること、目が普通に見えること。こんな当たり前の日常のなかに、「青い鳥」を発見した思いだ。 発端は1ヶ月前、マラソン練習中に起きた左足の太もも肉離れだった。医者には行かず10日ぐらいで痛みはとれた。ここでジョギングやテニスを再開したため再…

いちごが赤い実をつけた

イチゴがみずみずしい赤い実をつけた。ほぼ1年かけて茎の一種のランナーから増やし、育てただけに、格別の愛情を感じる。ランナーに着生した子苗を切り取り、ポットで育てた後、畑に移植。3月頃から白い花をつけ、ミツバチが飛び回り受粉-自然の営みは本…

ハンディにめげない、かわいい女性マラソンランナー

マラソンランナーの若い女性から、勇気と元気をもらっている。彼女は視覚障害者だが、そんなハンディをみじんも感じさせない、明るくかわいい頑張り屋さんだ。朝ら夕方まで仕事。練習はその後なので終わりは夜9時近くになる。 恩師との二人三脚の練習に、知…

キャンパスライフがスタート

桜の花が散り、大学のキャンパスは新入生を迎え活気に溢れている。そんな地元の大学に、毎週1回通うことになった。 といっても、大学に入学した訳ではない。就職活動の不安や悩みの相談に応じる仕事が舞い込んだからだ。新たな生きがいを見出した思いだ。 …

ラジオ深夜便

現役時代よりもっぱらラジオ派である。午前3時には必ず一度、目が覚めるようになった。 NHKのラジオ深夜便を聴くためだ。聴いているうち、再び寝入ることも多いが、この「まどろみ」の時間も好きだ。 夜明け前の静けさ、アナウウンサーの絶妙な語り口、…

愛犬は我が人生の戦友だ

春爛漫の昼さがり、愛犬との散歩に出かけた。公園では、桜の花びらがそよ風に散り、時がゆっくり、静かに流れていた。こんな気持ちになったのは何年ぶりか? 「スローライフ このひと時か 花吹雪」 「透明な 時の流れや 桜散る」 定年退職で毎日家にいるよう…

桜と若者と愛犬と

咲き誇る桜が、若者達の大学生活を祝福しているかのようだった。自分の大学入学式当日の光景も思い出した。あの日も桜が満開だった。 愛犬との散歩の途中近くの公園で、多数の男女大学生に出会った時のことだ。 聞くと、新入生歓迎バーベキューをするという…

至福の時間

故郷に残る小・中学の同級生十数人とウオーキングの後、花見を楽しんだ。当時の恩師も参加され、全員が童心に返り、大いに語り、しこたま飲んだ。 1年前からウォーキングを目的に毎月1回集まり、近隣のいろんな場所を歩きながら、楽しんでいる。 気の置け…

健康万歳

春爛漫の青空の下、硬式テニスを楽しんだ。退職前は週末1回。今は週3回に増えた。 公営コートなので、お金もほんの少しですむ。テニスを通じ、いろんな人とのネットワークも広がりつつある。肩書きや利害関係のないつき合いは、心地よいものだ。 午前中は…

セカンドライフに関しもらったアドバイス

菜の花の時期も終わりに近づき、退職後1ヶ月が過ぎた。この間、先輩・友人・知人から多くの便りや電話をもらい、感謝の気持ちで一杯だ。人生は「人との出会い」とつくづく思う。 親身のアドバイスももらい、大変参考になった。 1.これからは健康勝負。そ…

プロゴルファー杉原輝雄さんの生き方に感動

愛犬との朝の散歩をすませ何気なく見たテレビ番組。プロゴルファー杉原輝雄さんの生き方に感動し、元気づけられた。 サラリーマンの定年をはるかに超えた年齢とがん治療。普通の人間ならこれだけでまいってしまうところだが、杉原さんは今もレギュラーツアー…

そうか、今月から年金生活だった

季節はまさに春到来。ウグイスが鳴き始め、桜の花もあと数日で満開となろう。 そんな3月25日の朝、「今月の生活費は?」と妻が言った。この一言に「無職で年金生活になった」という現実を改めて思い知らされた。長年、毎月25日が給料日だったからだ。 …

お金で買えないもの

■3月24日(火)晴れ 定年退職の挨拶状は、今月の中旬までに全て出し終え一区切りついた気分です。その後連日、心のこもった返事が届き、郵便配達のバイクの音を心待ちにするようになりました。 受け取ってみると、本当に嬉しいものです。元気づけられ、多…

定年退職

これからは、生活はつつましく、「一日一生」をモットーに、人生を楽しみながら、いささかでも地域社会のお役に立ってゆければと考えています。 当分は、都市(自宅)と農村(実家)を往復する二地域居住を続け、趣味のテニスやマラソンのほか長らく放置して…