定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

だから我々は走ります

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全盲のピアニスト、辻井さんの朗報が飛び込んできたが、私の友人にも視覚障害にめげず輝いている若い女性ランナーがいる。彼女の周りには、監督・家族・伴走者・サポーター・追っかけなど、善意の人の輪が大きく広がる。明るく、ひたむきに、努力する姿が、多くの人を魅きつけるのだろう。

先日、そんな人達が集まりバーベキューで楽しいひと時を過ごした。彼女は4月のかすみがうらマラソン、盲人女子の部で優勝。自分を支えてくれた人達への感謝の気持ちから、彼女が主催したものだ。場所は関門海峡が一望できるユースホステル。盲学校時代から5年間、二人三脚で歩んできた監督さんには、監督さんそっくりの顔が描かれたバースデイケーキと感謝の手紙の朗読。このサプライズに監督も感涙。彼女の感謝の気持ちが随所に溢れた、そして素晴らしい仲間の、集まりだった。

彼女とはマラソンの練習をしている。毎週2~3回、夕方から。監督を含め5名。我々3名は、彼女の弟子(一番から三番)を自称。暗いグランドを走りながら、いろんなことを話す。仕事、家族、カラオケ、彼氏のことなど、話題は尽きない。

彼女のスピードとスタミナにはとても最後までついていけないが、彼女はいつも我々のペースに合わせてくれる。本当に、走ることが好きで、心が優しいのだ。
目標は下関海響マラソン(11/8)とホノルルマラソン(12/13)。練習日が待ち遠しい。