イチゴがみずみずしい赤い実をつけた。ほぼ1年かけて茎の一種のランナーから増やし、育てただけに、格別の愛情を感じる。ランナーに着生した子苗を切り取り、ポットで育てた後、畑に移植。3月頃から白い花をつけ、ミツバチが飛び回り受粉-自然の営みは本当に素晴らしい。
口に含むと、「太陽の味」がジワリと広がった。孫が小さな手でまっ赤な実を摘む日が楽しみだ。
ゴールデンウイークの前半は、妻ともっぱら畑作業で過ごした。草を取り、土を耕し、野菜の種を播き夏野菜の苗を植えた。メロン、キュウリ、すいか、ゴーヤ、レタスなどだ。
爽やかな風に吹かれての作業には、生きている実感がある。
田畑の管理には苦労しているが、年を重ねるにつれ「土いじり」の楽しさが分かってきた。