定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

また一人親友が逝った

9月4日夜9時、親友Kちゃんから電話があった。「Mが死んだ!」

9月3日死去、享年78歳

 

我々三人は高校時代に出会い、社会に出てからも親しく交流していた。

M君宅で昼食を食べながら久しぶりに旧交を温めたのは、5月28日だった。

あれから3か月余り、まさか亡くなるとは・・・・。

 

あの日M君は、痩せてはいたが元気そうに見えた。

奥さんも同席し、思い出話などで盛り上がった。

「免許証の返還を医者から勧められ、どうしようか悩んでいる。講習は済ませている」と書類を見せてくれた。自分も年末に更新手続きが必要なので、印象に残っている。

 

振りかえれば、今年もらった年賀状には「そろそろ会う機会をもちましょう」と自筆の添え書きがある。

それを見て電話をした。朝市のお世話や田んぼの草刈りなどで充実した日々を過ごしているものと、てっきり思っていた。が、思いがけない言葉に絶句した。「仕事は中止、最近は病院通い」「体重が20キロも減ったが、原因は不明」

声も弱々しく、心配になった。

 

実は亡くなる10日前、メールを入れていた。だが返信はなく、一抹の不安を感じていた。

 

あの日皆で会食をしていて、本当に良かった。

「年をとることは多くの悲しみにたえること」この言葉がズッシリと心に響く。

                                    合掌