定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

愛犬散歩用の「三点セット」と「バカの壁」

玄関に置いている雑巾などを入れたかごの中から、今は亡き愛犬の散歩に使っていた「三点セット」が出てきた。亡くなる直前まで使っていた、首輪・リード・チッシュが入ったうんち袋だ。この中に保管したことをすっかり忘れていた。どうしても捨てる気になれず、またかごに収めた。

 

そんな折、読売新聞の連載記事でとても共感する文章に出会った。

バカの壁」で有名な養老猛先生の、飼い猫まるの死について述べた部分だ。

「飼い猫まるが亡くなったのは18歳。人間なら90歳ぐらい。大往生ですが、まだついまるを探してしまう。今日みたいにあたたかい日だと、ここに寝ているだろうなと思ってしまいます。」

 

自分も全く同じ心境だ。天気の良い日、愛犬は前庭や納屋の前で気持ちよさそうに寝そべっていた。その姿が目に浮かび、おもわず「ランちゃん」と呼んでいる。