2月17日は、75歳で逝った友人I君の一周忌にあたる。
彼の死を知ったのは、昨年11月に受け取った喪中葉書だった。
驚いた。昨年の年賀状には「若い頃が懐かしいね」と自筆の添え書きがあったのに・・・。茫然と喪中葉書を見つめていた。
すぐに奥様に電話をした。2年前からガンと闘っており、実父も数か月後に亡くなられたという。奥様のご心境はいかばかりだったか?
彼は「何事もないのが一番の幸せ」が口癖だった。
どんなに悔しかっただろう!
残念だっただろう!
もう少し生きたかったかっただろう!
上京時いつも大学同窓の3人で旧交を温めていた。その一人E君も現在、難病で苦しんでいる。1年前のK君に続き、また一人親友を失い、とても寂しい。
散歩の途中で空を見上げると、豪快に食べ、飲みそして元気に話していたI君の顔が浮かんでくる。
合掌