定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

遺言書を書いた

万一の場合に備え「遺言書」を書いた。

いわゆる「自筆証書遺言」だ。遺産は少ないものの、「相続」を「争続」にさせたく

ない一念からだ。自分が妻より早く亡くなると、相続人は4人。「不公平感」がでないよう気を使った。

 

金融機関に勤めていたので、遺産相続を巡り、仲の良かった兄弟姉妹がいがみあう場面を数多く見てきた。遺産額があまり多くないほどもめやすい、現実も知った。

 

銀行や証券会社での相続手続きにこの「遺言書」を使うには、家庭裁判所の「検認」が必要になるが、令和2年から始まった法務局での「保管制度」を使えば「検認」が不要なことを知った。私にはこの方が使い勝手がいいようだ。

公証役場で作成する「公正証書遺言」という方式もあるが、証人2人の立ち合いが必要なうえ、かなりの費用がかかる。

 

被相続人がいくら生前に準備をしていても、実際に相続手続きをする相続人にはかなりの労力と費用が必要だ。

死後のことが心配になった(笑い)が、とりあえず「遺言書」を書いたことで少し心が軽くなった。この「遺言書」は定期的に書き直すつもりだ。