11月3日、雨中の42.195キロをなんとか完走。小生にとつてフルマラソンは健康診断でもある。元気に生きれる自信がわいた。
練習不足、直前の膝の痛みなど、今までにない不安を抱えてのスタート。案の定、27キロ付近で右足つけねがけいれん、走れなくなった。
「無理はすまい」とスパッと気持ちを切り替え、痛む足をひきずりながらひたすらゴールを目指した。終盤は制限時間との戦い。一時は収容車に乗せられることも覚悟した。
ところが「奇跡」が起きたのだ。残り6キロ付近から走れる状態に。早めに歩いたからだろう。
マラソンは人生と同じだ。つくづくそう思う。
忍耐、前進、何が起こるかわからない、臨機応変の対応、最後に頼れるには自分自身・・・。
いつもながら沿道の応援やボランティアのおもてなしには元気づけられた。なかでも中学生の吹奏楽演奏や和太鼓の演奏は心の清涼剤となった。
雨のなか、本当に有り難う。
加齢による心身の衰えを克服した勲章は、ゴール後首にかけてもらった「完走メダル」だ。いくつになっても1年に一度くらいは肉体と精神を酷使する、のも悪くない。
チームYは全員が完走。打ち上げで飲む酒の味は格別で、若者達との話が弾んだ。皆の絆がさらに強くなった。