定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

下関海響マラソン2011

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ラソンは甘くない。ごまかしはきかない。そんな思いが強く残った。
完走はしたものの、タイムが東京マラソンと比べ大幅に悪かったからだ。

雨のなか、予期せぬドラマが待っていた。
突然、30キロ付近でガス欠に襲われ、脚に力が入らなくなった。気力も急速に萎え、その後全くねばれなかったことが悔やまれる。

原因は、長い距離の練習不足。30キロ走が1回という弱点が露呈した。
それに、レース中のエネルギー補給に無頓着だったこと。新聞の「ランニング特集」を読み納得した。
まさにピッタリの症状だった。

チームYのメンバーは明暗を分けた。
初マラソンのAさんが大健闘、K君も昨年の記録を大幅に更新した一方で、昨年初マラソンを好記録で完走したK氏は20キロでひざ痛から無念の棄権。ペースを狂わせ不本意なレースとなったのはエースのMさんと伴走者のTさんだ。Hさんは予想以上の頑張りをみせた。

夕方、火の山ユースホステルで恒例の打ち上げ。バーベキューを囲み、ランニング談議に花が咲いた。

今年は、2月の東京マラソンと本大会の二つの大きな大会を走ることができた。
たまには極限まで肉体と精神力を酷使する経験も、いいものだ。

「グリコーゲンの枯渇に伴い、血糖値が低下する。糖は脳の唯一のエネルギー源であるため、血糖値が下がると脳が危機を感じ、運動を停止させるシグナルを出す。そのシグナルによって体に力が入らなかったり、脚が重くなったり、意識がもうろうとしたりする。」(2011年11月24日 日経新聞