定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

77歳での運転免許証更新



昨年下旬、運転免許証を更新した。

優良運転者の証しである「ゴールド」免許証をながめながら、「無事故・無違反」を続けることを心に誓った。

 

加齢に伴う運転技能の低下は否めない。そこで、今後の運転に役立てるため、これまでの運転体験を振り返った。

まず、「ヒヤリ・ハット」の体験を思い出し、ノートに内容と反省点を書きだした。

書き始めると次々に、頭の奥に眠っていた記憶が呼び覚まされ、一瞬の違いで事故を免れたことに改めてゾッとした。「運が良かった!」とつくづく思う。

書くことで、反省点が再認識できた。

 

次に、高齢者講習でもらった安全運転の教本をじっくり読んでみた。「慣れ」や「過信」により、知らず知らず慎重さが失われていることにハッとした。

「声出し確認」「雨の夜間運転は控える」などの基本を、これまで以上に徹底しようと思う。

 

思えば運転免許を取得してから57年。

奇しくも、当事の交通安全のお守りがついた自動車学校の終了証を本棚の隅に見つけ、「初心に帰れ」と言われた気がした。

 

次の更新時には80歳になるが、老いて初めてわかることも多い。

心身の衰えを補う運転に心掛け、「安全運転」を続けたい。