定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

お盆のさなか、昆虫たちとの心和む出会い

2023年8月14日:すぐに汗がふきだすとても暑い日だった。

■トンボ

妻と「今年はトンボを見かけないね」と話していた。

その時、その会話を聞いたかのように、麦わらトンボが部屋に入ってきた。

外に出ようとするも網戸に阻まれ、ガサガサともがき始めたので、外に逃がしてやった。

 

しばらくして、外に干していた洗濯物に止まっているのを発見。「まだここにおったん!」と声をかけたが、逃げようとしない。

風に吹かれて揺れるシャツにジッと身をゆだねている姿は、まるで「これは私のシャツだ」と言っているかのように思えた。

妻と二人で写真を撮った。1時間後見ると、姿はなかった。

 

翌日の早朝、目覚めて頭に浮かんだ。「あれはランちゃんがあの世から帰ってきたのではなかったか?」妻に話すと「どおりで、お父さんのシャツにしがみついていたね」

 

■極小かたつむり

妻がとても小さいカタツムリを青じその葉の上に載せてきた。
畑から収穫した青じその葉の裏にいたという。こんな小さなカタツムリを見たのは初めてだった。

これも写真に収め、そっと木陰に帰した。

 

■クモ

クモがあちこちに網を張っている。

この糸はよくくっつくので邪魔なのだが、朝日に照らされたクモの糸はとても美しい。まさにキラキラ輝く芸術品だ。

獲物はかかっていなかった。