コロナ禍のさなか、天職と思っていた仕事を2020年3月末に定年退職。その2か月後、最高の相棒だった愛犬が15年11カ月の生涯を終えた。
仕事と相棒を一挙に失い、喪失感で一杯だ。あと半年で後期高齢者。セカンドライフが終わり、「人生の最終章」を迎えたことを痛いほど感じる。
折しも、新型コロナウイルスの感染拡大で社会・経済も一変した。
地元大学で就職アドバイザーとして10年間勤めた。最近は週1日の勤務だったが、社会との接点で、学生の悩みに貢献できることにやりがいがあった。
退職した翌日(4月1日)、大学は学生の立ち入りが禁止された。予期せざる、印象的な出来事だった。
愛犬の老いる姿を見るのは辛かった。自らの老いを重ねていたからだ。愛犬は晩年、認知症を患い介護が大変だったが、失ってみてその存在の大きさがよくわかった。「自分に残された時間は短い」ことを強く意識するようにもなった。
早く喪失感を克服し、人生の坂道を、生きがいを持ち、元気にゆっくり、下りたい。そのためにはまず「健康」だ。(認知症やおおきな病気にならないこと)
当面の目標は次の通り。
1.終活→本腰を入れる
2.頭を使う→新聞をよく読み、株式投資に生かす
ラジオ講座での英会話の勉強
ブログや投稿を楽しむ
3.運動→ラジオ体操で1日をスタート
テニスを週3回楽しむ
4.食事→妻がよく配慮
5.土地に親しむ→野菜作り、田畑の維持・管理
6.新しい日常への対応→新しいことにチャレンジ
脳裏に刻んだ愛犬の最期の姿を思い出すたびに、「私がいなくても夫婦仲良くしてね」と言われているような気がする。