「生命の輝きに溢れている」
妻と畑の雑草を取りながら、そんな気分になった。若葉・花・蝶・鳥・・・。
雑草の逞しさには圧倒される。短期間に畑一面に広がっていた。小さな花もつけている。今日目立ったのは「仏の座」だ。スラッと伸びた先に赤紫の花が咲いている。やわらかいので取りやすいが、すぐに生えてくるのには閉口する。
「ロウバイ」の若葉がとても元気だ。昨年は「枯れるのでは?」と心配していただけに、嬉しかった。
昨年は咲かなかった「つつじ」がきれいな花をつけた。剪定をしたからか?
最近まで枯れ木のように見えた「桐の木」や昨秋植えた「ピオーネ」にも新芽がでた。
先月苗を植えた「イチゴ」も順調に生育、実をつけ始めた。
「フジバカマ」も芽を出した。秋にアサギマダラが立ち寄るか、楽しみだ。
「柿」や「イチジク」「ゆすら」などの木々の若葉もまぶしいほどだ。
「梅」の木にはことしもびっしり実がなった。もうすぐ収穫できそうだ。
近くの田んぼからは今年も、「ケーン、ケーン」と「キジ」の鳴き声が聞こえる。
近くで毎年子育てをしているようだ。
老いの身にじわりと生きる力がわいてきた。