定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

畑の中の宝探し

山口市内にある実家の田畑を維持管理している。

実家に隣接した100坪の畑は妻が管理し、年間を通し無農薬の野菜や四季折々の花を栽培している。

 

先日炎暑の下、妻と夏野菜の一部を収穫した。

春先に植えた、ゴーヤ、キュウリ、トマト、メロンなどだ。

二週間ぶりに見る畑は様相が一変、雑草と野菜やコスモスが競うように伸び、繁茂していた。上空に高く伸びた枝についたゴーヤとキュウリは、緑の葉と同色なので、目の前にぶら下がっていてすぐには気づかない。見つかると「あった!」と思わず声に出る。

今年は例年以上に探すのに手間がかかる。数本のゴーヤとキュウリを近くに植えたので、ツルが双方に広がり、絡み合い、緑の小山を形成したからだ、

 

伸び放題の雑草をかき分けながらのスイカやメロン探しも、わくわくする。

妻は「大きなメロンを二個見つけたよ」と大喜びだった。

玉の汗を流しながら「まるで宝探しだな」とこぼす私に、妻は「これが楽しいのよ」とキッパリ。畑の宝探しはこれからが本場だ。