定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

喪中はがき

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年賀状を書くため住所録を整理していて寂しさが募った。
お世話になった人、叔母、幼なじみなどの喪中はがきがたくさん届いたからだ。

なかでも幼なじみのU君の訃報はショックだった。信じらせず文面を何度も見直した。享年68歳。
昨年11月の同窓会ではすこぶる元気だったのに・・・。「武道館の剣道昇段試験で5段に一発合格!」と知らせてきたのも昨年秋だった。

彼は高校卒業後上京、有名調理師専門学校で学んだ。東京の世田谷に居酒屋を構え、オーナー調理師として奥さんと頑張っていた。マスコミの取材や有名人の常連客も多かったようだ。故郷・山口には人一倍の思い入れがあり、いろんなお世話やPRに尽力してくれていた。

3年前、その店を訪れておいて良かった!突然の訪問を喜び、奥さんと歓待してくれた。
同窓会では2020年の東京オリンピックにあわせ、彼の店で同窓会を開く話で盛り上がったのだが。楽しみな目標が一つなくなり残念だ。

改めて人の一生について考えさせられた。
「明日は何が起こるかわからない。今日を無駄にせず生きなければ」

「ちゃん」づけで呼べる・呼んでくれる人、が少なくなるのは本当に辛い。自分という存在がなくなる、そんな感覚に襲われている。