7月8日午前11時半頃、衝撃的なニュースが飛び込んできた。
安倍元首相が奈良で選挙応援中銃撃され、死亡した。67歳。
犯人は元自衛官の41歳の男。参院選最中の、手製の銃を使用した蛮行だった。
翌日の朝刊には読売・日経ともに、同じ大見出しが躍った
当たり前の日常が突然、壊されたようで、日を追うごとに喪失感が深まる。
「昭恵夫人はどんなに驚かれたことか?」妻はテレビを見ながら何度もつぶやいた。
思えば、昭恵夫人は2010年の下関海響マラソンに仲間と「チームA」として参加されていた。多くの市民ランナーと気さくに交流され、人気を集めていた場面が印象に残る。
先の山口県阿武町の誤送金事件では「オンラインカジノ」が、そして今回は「旧統一教会」が一気にクローズアップされている。いずれも馴染みがなかったが、静かに、深く社会に浸透していた現実に驚いた。
そういえば大学入学時キャンパスで、盛んに勧誘活動をしていた「原理研究会」というサークルがあったことを思い出す。
生起する事象には必ず「原因」がある。多面的・徹底的に原因を究明してほしい。
「朝に紅顔ありて、夕べに白骨となる」
ご冥福を心からお祈りいたします。