定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

辛い別れ

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実家の庭に咲いた紅梅の一枝を介護施設にいる母に持参した。母が元気だった頃植えたものだ。「きれい」という言葉がでた。匂いもかがせた。もう帰ることがかなわない、我が家の香りだ。

1月下旬、悲しい別れがあった。突然だった。母の妹が逝去。母より7歳若く、近所に住んでいた。元気だったのだが・・・。信心深く情の厚い性格だった。野菜作りが上手で、我々にもよく分けてくれた。野菜と一緒にいつも手書きのメモが添えられていた。

母は4人姉妹(弟)。長女の母は一人ぼっちになった。叔母の死は母には告げていない。その方が幸せと考えるからだ。

自分を「ちゃん」づけで呼んでくれる人がまたいなくなった。実に寂しい。
「野菜を取りにおいで」という電話ももうない。

叔母の人生はどうだったのだろうか?そして母の人生は?