ツバメが巣立った。万歳!
昼間はほとん姿を見なかったが、日が暮れると次々に帰巣。
驚いたのは、その数だ。10羽もいたのだ。子育て中、1羽のヒナが床に落ちて命を落としたので、ヒナは9羽いたことになる。あんな小さな巣の中によく入れたものだ。
みんな立派に育ち親子の見分けは難しくなった。部屋の中の巣やエアコンの上などに10羽が止まっている光景は壮観だ。まるで「この部屋が私たちの家よ」と言っているかのようでもある。
「あんたたちも、うちの家族だな」と声をかけずにはおれない。そのたびに、ささやかな喜びを感じる。
部屋は汚れ放題だ。ツバメとの共生は大変だが、小さな体で大海を越えると思うだけで、愛おしい。
周辺の田植えが始まった。田植えの済んだ水田を親子で元気に飛んで欲しい。