定年おやじのセカンドライフ

生きている実感はありますか?

2011年夏の終わり

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ツクツクボウシの大合唱が夏の終わりを告げている。短い命を完全燃焼しよう、としているかのようだ。
いろんな人生の無常と向き合った夏であった。

義父母の四十九日法要は済んだが、「携帯電話が鳴るのが怖い」、そんな状態は今も続く。
介護施設の実母の症状が不安定だからだ。チームYの夏合宿への参加も断念せざるを得なかった。

夜来の豪雨が奇跡的に止んだ晩夏の日曜日、2チームで市内のテニス大会に参加した。
嬉しかったのは、テニスを通じて知り合った多くの人から親しく声をかけられたことだ。

K氏とはなつかしい再会だった。力で押す若者ペアを次々に倒す、老獪なプレーに感心した。
彼いわく、「この年になれば楽しむことです」。

昔と変わらず元気一杯だったのは、テニスクラブで親しくなったN氏。今も同クラブに属し、市内の早朝テニスを楽しむメンバーのなかのチャンピオンという。同年齢だけに人生を謳歌する姿勢に大いに刺激を受けた。

同クラブ仲間だった若手のN君は、テニス愛好者の世話役として活躍していた。

この夏は、連日の猛暑と突然の豪雨にたたられ、マラソンの練習には苦労した。そんななか、早朝のクロスカントリーコースを裸足で歩く爽快感は格別だった。
練習後、裸足になり愛犬と芝生の上を散歩すると、ヒンヤリした感触が足の裏を刺激した。長年忘れていた心地良い「素足の解放感」だった。